SAYONARAは、さよなら銀河鉄道999のエンディングで使用されたものだが、名曲である。曲の構成も変わっており、英詞でありながらSAYONARAが使用されている。日本語の詞に英語を組み入れる事は既に常識だが、英詞に日本語を組み入れている曲は非常に珍しいと言っていいだろう。この映画のエンディングには非常に相応しいと思う。歌っているMARY MCGREGORは本国アメリカにおいて“TORN BETWEEN TWO LOVERS”で大ヒットを飛ばしている。(僕の調査ではCD化はされていない)因みにSAYONARAには日本人による日本詞の曲も存在する。
今回は評論というよりも盗作問題について触れてみたい。15年ほど前に、NHKのテレビ番組で藤原ヒロシ氏がマーリナ・ショウの“YOU TAUGHT ME HOW TO SPEAK IN LOVE”とサザンオールスターズの“いとしのエリー”との類似についてレコードを回しながら解説していたのを見た事がある。確かに似ていた記憶があった。その後マーリナ・ショウの名前さえ忘れ、10年ほど過ぎた頃に元スタジオミュージシャンとの会話の中でこの問題が話題になった事からCDを入手した。桑田氏が意図的に盗作したものかどうかは実際に聴いてみた人の判断に委ねたい。
THE PLEASEこそ日本のロック史に残る伝説のバンドと言っていいだろう。メンバーは元キャロルのジョニー大倉と内海利勝である事も驚きであるが、あの“ロード”の高橋ジョージがリードヴォーカルである事はさらなる驚きである。さらに高橋は同時にベースを担当していた。それは何を意味するのか?彼らが目指したのはキャロルを意識したバンドであったに他ならないからである。スタイルのみならず、ライヴではキャロル時代の曲も多く演奏されていた。高橋ジョージのカリスマ性も十分だったが、わずか3年の活動期間であったのは残念だった。